国家主義者が跋扈しテロ多発 2017年は“戦争前夜”の様相へ

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 英オックスフォード辞書が、2016年を象徴する言葉に「ポスト真実(post-truth)」を選んだ。「客観的事実よりも感情的な訴えかけの方が世論形成に大きく影響する状況」を意味し、英国のEU離脱もトランプ米大統領の誕生も「ポスト真実」が猛威を振るった結果といえよう。

 ネット万能社会は便利な半面、情報は玉石混交だ。ウソも真実も検索画面には平等に並び、英国の離脱派が吹聴したEU拠出金のデマも、トランプの攻撃的でマユツバな主張も、検証は二の次でSNSを通じてドンドン拡散されていった。

 その結果、いま世界は国家主義者が跋扈し、テロが多発する最悪の事態に突入している。ドイツのクリスマステロが象徴的だ。トランプら欧米各国の国家主義的指導者は、ロクに裏を取らずに「イスラムテロ」と決めつけ、IS系サイトは根拠レスに「実行犯はISの戦士」と断定した。

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