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小池都知事いよいよ着手 “慎太郎利権”潰しで新たな攻めに

 東京・豊洲市場の移転問題でキーマンとされる石原慎太郎元都知事に対し、いよいよ小池百合子都知事が新たな“攻め”に打って出た。かつて「公私混同」「都政私物化」と批判された「石原案件」とされる事業の刷新に着手し、「慎太郎潰し」に乗り出したのだ。

 小池知事が真っ先に“標的”にしたのは、2001年に石原が発案者となった文化事業「トーキョーワンダーサイト(TWS)」。01~06年、本郷や渋谷など都内3カ所に美術館が造られ、目的は若手芸術家の育成――などとされた。予算や要職の人事について、石原の「公私混同」と叩かれた施設だ。小池は3日の会見で「(TWSは)『終期』を迎えた」と断言。4月以降、3施設の名称とロゴマークを変更した上で、渋谷区の「TWS渋谷」も造り替える方針を明らかにした。

「石原知事は99年の就任直後から、低迷する文化施設事業の自助努力を促すために予算削減に着手。『都立現代美術館』などの予算を3~4割カットした一方、05年度に9000万円だったTWSの予算を翌年に約5倍の4億4200万円に増やしました。さらに、発足当時の館長と副館長には四男の延啓氏の友人夫妻を就任させ、延啓氏自身も外部役員とした。美術館の窓を飾るステンドグラスの原画は、石原知事が『君がやってみろ』と延啓氏に指示したといい、都から300万円の報酬が支払われています」(都政記者)

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