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韓国・朴大統領の弾劾追訴 前夜から裁判所前は大荒れ

 韓国の朴槿恵大統領(円内)に対する国会の弾劾訴追を審理している憲法裁判所が、10日午前11時に罷免の可否を宣告するが、どちらの結果になっても、韓国の大混乱は加速する。

 前日から弾劾派と棄却派の双方が、裁判所前に陣取り、徹夜集会で気勢を上げた。弾劾となれば一般世論は歓迎だが、棄却派は大暴れしそうだ。

 すでに「弾劾反対」を叫ぶ棄却派の青年団体幹部は、金属バットを手に「我々は弾劾裁判の結果に個人的に行動する」とテロ行為を示唆する発言をしている。「軍隊よ、立ち上がれ!」と太極旗を掲げながらデモをしているグループもいる。「以前なら内乱扇動罪にあたる行為」(マスコミ関係者)だが、お構いなしだ。

「実際、朴槿恵を支持する軍部による親衛クーデター説の噂も流されています。陸軍士官学校39期出身の朴の弟が積極的に弾劾反対集会に参加していることがその根拠になっている。朴支持派の中には、『弾劾が決まった場合は自決して抗議する』と集会で発言する女性もいるようです」(現地で取材するジャーナリストの太刀川正樹氏)

 警察も厳戒態勢を敷き、9日は「乙号警戒令」、10日は「甲号警戒令」(警察が発令できる最高の警戒令)を宣布した。

 弾劾ならば、大統領選挙は5月9日、棄却ならば、12月20日が予定されている。

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