やっと処分 香川・三木町長はなぜ飲酒運転職員をかばった

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 当然といえば、当然の判決だろう。

 香川・三木町の筒井敏行町長(75)ら町職員120人が、道交法違反(酒気帯び運転)で起訴された同僚の情状酌量を求める嘆願書を提出していた問題。高松地裁は12日、同町上下水道課係長の松家俊樹被告(39)に懲役8月、執行猶予2年(求刑懲役8月)の有罪判決を言い渡した。

 2月4日の夕方、松家被告は同世代の同僚ら6人と飲食店をはしごし、運転代行でいったん自宅へ帰った。が、その後、酒に酔ったままの状態で同僚1人を自家用車に同乗させ、午後11時30分ごろ、交差点で信号待ちをしていた車に追突。被害に遭った車の運転手の友人が通報し、駆け付けた警察官が松家被告の呼気を調べたところ、基準値の3倍以上のアルコールが検出されたため、現行犯逮捕となった。

 かつて県議会議長まで務めた筒井町長は当初、「町政に対する皆さまの信頼を裏切る結果を招き、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。ところがその後、筒井町長をはじめ、副町長、教育長ら職員の4分の1にあたる120人が罰金刑以下を求める嘆願書を提出。その理由について筒井町長は「罪を憎んで人を憎まず、町民も理解してくれるはずだ」と言ったが、地方公務員法では禁錮刑以上が確定すると、公務員は失職するため、それを免れるためだった。

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