五木寛之、松本清張、柴田錬三郎、阿佐田哲也、山藤章二…日刊ゲンダイ創刊号は豪華執筆陣でのスタートだった

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 日刊ゲンダイが創刊したのは、1975(昭和50)年の10月27日(月)。定価は1部40円。他紙より10円高かった。

 1面のメイン見出しは「共産党、中国と和解へ」。ページをめくると、3面に松本清張のコラム「塵中埃語」が載っている。1回目のテーマは、三億円事件。イラストは山藤章二である。

 連載小説は、柴田錬三郎の「御家人斬九郎」。1ページを丸々使い、しかも、活字の大きさも現在と比べて小さいので、ボリュームがあり、読み応えがあった。

 五木寛之さんの長期連載「流されゆく日々」も、この日からスタートしている。「流されゆく日々」は、創刊後一日も休載することなく、すでに1万2000回を超え、ギネスにも認定されている。

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