著者のコラム一覧
荒井宏幸クイーンズ・アイ・クリニック院長

クイーンズ・アイ・クリニック院長。医学博士・眼科専門医。医療法人社団ライト理事長。みなとみらいアイクリニック主任執刀医。防衛医科大学校非常勤講師。

円錐角膜(3)ハードコンタクトレンズで視力矯正が難しくなったら…

公開日: 更新日:

 初期段階ではソフトコンタクトレンズや眼鏡を使用することで視力の矯正が可能となる円錐角膜(えんすいかくまく)。中等度になると、ハードコンタクトレンズを使っての治療となります。しかし、さらに進行すると、突出した角膜が半透明に濁ったり、また、突出した角膜が膨れ上がってしまう「急性水腫」が起きて、より一層の視力不良につながってしまうことがあります。これらが起きると、視力の低下を防ぐのは困難となり、角膜移植の手術が検討されます。

 濁りや水腫が出る前の患者さん向けの治療となりますが、近年は「ICRS(角膜内リング)」と「角膜クロスリンキング」という手術を受けるという選択肢もあります。ICRSは角膜の形状を矯正する骨組みとして半円弧状の2つのリングを角膜内に挿入。これにより角膜の突出が軽減し、角膜形状の非対称性を改善させる効果があります。

 手術後も不正乱視は残りますが、ハードコンタクトレンズを長時間装用できるようになることが多く、矯正視力の向上が期待できます。手術は日帰りで手術時間は約15分。自由診療となっており、費用は当クリニックの場合、片目で41万円となっています。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジとTBSは「朝8時戦争」“初打席”で空振り三振…テレ朝「羽鳥慎一モーニングショー」独走いよいよ決定的

  2. 2

    NHKドラマ10「魯山人のかまど」は早くも名作の予感! 藤竜也は御年84歳、枯れてなお色香漂う名演技

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    フジ「月9」ドラマ初主演の北村匠海 映画では“共演者連続逮捕”のジンクスに見舞われたが…

  5. 5

    ローム、東芝・三菱電機が統合へ…パワー半導体をめぐる3社連合をデンソーが買収か

  1. 6

    元参院議員・野末陳平さん94歳 大病知らずだったが、2年前に2度の全身麻酔手術を経験

  2. 7

    中島裕翔に新木優子と熱愛報道 ファンから囁かれるHey! Say! JUMP脱退の背景と“問題児”の過去

  3. 8

    新木優子と結婚した中島裕翔は大正解! 吉田羊との“合鍵愛”報道から10年目…

  4. 9

    高市首相が自衛隊派遣めぐり安倍側近と壮絶バトル→「クビ切り宣言」の恐るべき暴走ぶり “粛清連発”も画策か

  5. 10

    「高齢者=賃貸NG」は思い込みだった? 家主が恐れる“4つの不安”を解消する方法