大谷翔平夫妻は第5位!「理想の夫婦像」ランキングが発表に。令和の時代、大事なのは“経済力”じゃない?

公開日: 更新日:
コクハク

 11月22日の「いい夫婦の日」。結婚記念日として選ぶ人も多く、毎年この時期になると「私たち夫婦の形って、どんなだろう」とふと立ち止まって考えるきっかけをくれる日でもあります。

 そんな中、マッチングアプリ「Omiai」が25〜45歳の未婚男女1,292名を対象に「結婚における理想とお手本意識調査」を実施しました。

【読まれています】「俺は子作りの道具?」男性が反発する理由。年末に焦る女に伝えたい、本当の結婚への近道

理想の夫婦像、経済面はまさかの10位!

 調査では、「あなたが最も理想とする夫婦像」という質問に対し、

1位「感謝や思いやりを伝え合える夫婦」(29.2%)、
2位「日々しっかりコミュニケーションを取れる夫婦」(18.8%)
3位「干渉しすぎず尊重しあえる夫婦」(14.6%)


 という結果となりました。

 そして意外にも、「経済的・家族的に安定している夫婦」(2.3%)が10位に。

 どんなに世帯収入が高くても、家の中が緊張に満ちていれば幸せとは言えませんものね…。

理想の芸能カップル、第1位はやっぱり…

 では、理想の夫婦と言われてイメージされるのは誰でしょうか。世間では、大谷翔平選手と真美子さん夫妻のような、互いを尊重し合う関係が支持を集めています。

今回の調査で婚活中の方々が、“理想の夫婦”として選んだ第1位は「杉浦太陽さん・辻希美さん」夫婦でした。

 明るく仲の良い大家族のイメージ・SNSなどで発信されるポジティブな関係性など、キラキラした姿が羨望を集めた結果、ということです。

実際どう? 婚活中の人に聞いてみた

 コクハク編集部では婚活中の人々に「杉浦太陽さん・辻希美さん」夫婦の印象を聞いてみました。

「ままごと婚なんて最初は言われていたけれど、いつの間にか結婚18年目に! 周囲のバッシングにも負けず、家族を守り続ける杉浦夫妻を尊敬します」(40代・女性

「杉浦夫妻のように明るく前向きで、日々の積み重ねを大切にし合う姿に憧れます。温かな家族の様子を見ると、自分もパートナーと成長できる関係を築きたいと婚活の励みになります(32歳・女性)

「第5子誕生のインスタに感動した。年をとっても、子どもができても仲良く過ごしているのはすごいと思う。ああいう家庭を作りたい」(29歳・男性)

“特別に華やか”というわけではなく、むしろ“親しみやすさ”にあふれている。そんな自然体の夫婦像が、多くの人の憧れにつながっているのではないでしょうか。

 ちなみに大谷翔平さんと真美子さん夫妻は5位にランクイン。

 直近3年以内に結婚した夫婦に限定すると、「大谷翔平選手・田中真美子さん」夫婦が「理想の夫婦」1位となっています。

令和の結婚観は「等身大」がキーワードかも?

 今回の調査から見えてくるのは、令和の結婚観が「背伸びしない、等身大の幸せ」へと移り変わっているということ。40代の既婚女性にとっても、この価値観はどこかしっくりと胸に落ちてくるものがあるはずです。

 ふと振り返れば、決して完璧ではなかったかもしれない。でも、忙しさの中で交わした「ありがとう」や「助かったよ」——その一言一言が、気づかぬうちに夫婦の歴史をあたたかく積み重ねてきたのだと感じられるのではないでしょうか。

「うちの夫婦も悪くないな」と、静かに誇りを持てるような気持ちを大切にしたいものです。これからも、自分たちなりの“いい夫婦”を育てながら、穏やかに歩んでいけますように。

【調査概要】

調査名:結婚に関する意識調査
実施時期:2025年10月
対象:全国のマッチングアプリ「Omiai」ユーザー(全員独身)のうち、25〜45歳男女 1,292名
実施方法:インターネット調査
実施主体:マッチングアプリ「Omiai」

(コクハク編集部)

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    現行保険証の「来年3月まで使用延長」がマイナ混乱に拍車…周知不足の怠慢行政

  2. 2

    インフルエンザ早すぎる感染拡大のなぜ…11月から大流行、学級閉鎖は昨年同期比の12倍超

  3. 3

    クマ対応に忙殺される自治体職員のもう一つの悩み…現場を疲弊させるクレーマーからの“無理難題”

  4. 4

    9月19日から運用開始「スマホ保険証」はほぼ無意味…医療機関や患者を惑わす数々の“落とし穴”も

  5. 5

    マイナ大混乱に自治体・医療機関から悲鳴続出! 殺到するカード更新、「資格情報のお知らせ」で誤解受診も

  1. 6

    兵庫県百条委メンバーの前県議が死亡、ついに3人目の犠牲者…斎藤元彦県政「誹謗中傷」放置の罪深さ

  2. 7

    父親が持ち帰ったパルテノン神殿の“破片”は…ギリシャ最古の神殿の“歴史的遺産”だった!

  3. 8

    オーストラリアで絶滅危惧種の花に潜む“悪魔の蜂”を発見!世界が大注目

  4. 9

    クマ駆除の報酬はいくらが妥当? 北海道池田町は8万1300円、秋田県仙北市は日当のみの1000円

  5. 10

    悠仁さまのお立場を危うくしかねない“筑波のプーチン”の存在…14年間も国立大トップに君臨

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」

  2. 2

    円安地獄で青天井の物価高…もう怪しくなってきた高市経済政策の薄っぺら

  3. 3

    現行保険証の「来年3月まで使用延長」がマイナ混乱に拍車…周知不足の怠慢行政

  4. 4

    ドジャース大谷翔平が目指すは「来季60本15勝」…オフの肉体改造へスタジアム施設をフル活用

  5. 5

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  1. 6

    佐々木朗希がドジャース狙うCY賞左腕スクーバルの「交換要員」になる可能性…1年で見切りつけられそうな裏側

  2. 7

    【武道館】で開催されたザ・タイガース解散コンサートを見に来た加橋かつみ

  3. 8

    “第二のガーシー”高岡蒼佑が次に矛先を向けかねない “宮崎あおいじゃない”女優の顔ぶれ

  4. 9

    二階俊博氏は引退、公明党も連立離脱…日中緊張でも高市政権に“パイプ役”不在の危うさ

  5. 10

    菊池風磨率いるtimeleszにはすでに亀裂か…“容姿イジリ”が早速炎上でファンに弁明