おひとり様が増えている…「一億総行旅死亡人時代」がやってくるのか
先日、小学校の同窓会に参加してきました。「こんにちは」の大阪万博の年の卒業ですから、参加者は70歳前です。小学校は大阪市内南部の阿倍野区にありました。わりと「エエトコ」です。
日本シリーズで失速した阪神タイガースの話は全く話題になりませんでした。病気や今飲んでいるクスリの話が出てくると思ったら、こちらも話題に上りません。意外でした。病気の質問もされませんでした。私の医師としての信頼が皆無なせいでしょうか。相談したら料金を請求されると思ってくれたのかも知れません。
それとも70歳に近い「同窓会」は「病気の関門」をすでに乗り越えた、サバイバルゲームの勝ち残りしか出席していないのかも知れません。
「うち、近所にたこ焼き屋がないとこでなんか生活でけへん!」
コナモンが体の主成分の人種ではあります。盛り上がったのは子供の話。われわれ世代の子供といえば、もう40歳前後。もちろん公式言語は正調オオサカベンです。
「結婚せえへんどころやないねん。まだ1人暮らし。ゲームばっかりしとる。実家にも3年ぐらい帰ってこえへんし、兄弟同士もどこで何してるか知らんらしいで」


















