「タリン射程」と吹聴 安倍首相は北ミサイルの“広告塔”

公開日: 更新日:

 北のセールスマンなのか――。12日、首相として初めての訪問となるバルト3国と東欧3カ国の歴訪に出発した安倍首相。日本時間13日未明、最初の訪問国エストニアのラタス首相と首都タリンで会談した。

 安倍首相は会談でこう言ってのけた。

「北朝鮮は、いまやタリンを射程に入れる弾道ミサイルを発射するなど重大な脅威だ」

 昨年11月29日に北が発射した火星15は米本土が射程に入る。中国、ロシアの上空を通過する西回りなら、エストニアにも届く射程だ。だが、再突入技術に難があるといわれているし、西回りは中ロが黙っていない。もはや安倍首相は北ICBMの“誇大広告塔”と化している。

 朝鮮半島情勢は、9日に南北閣僚級会談が開かれ、継続して実務会談を開くことで合意。トランプ大統領も南北対話を「いいことだ」と評し、米韓会談では、米韓合同軍事演習を平昌五輪・パラリンピック期間中は行わないことを決定した。雪解けの方向に向かっているのに、壊れたレコードのように安倍首相だけが「圧力強化」を繰り返している。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    平成最後の欧米歴訪で総崩れ 令和外交はドン底から始まる

  2. 2

    巨人新守護神クック離脱に専門家「むしろ好機」と指摘の訳

  3. 3

    オード―リー春日は貯金7億? 10年愛実らせた“どケチ伝説”

  4. 4

    「集団左遷」初回13.8%も…福山雅治“顔芸”への違和感

  5. 5

    任侠山口組が組長制に 40数名が織田代表と親子盃、舎弟盃

  6. 6

    役者はセリフが命…山P「インハンド」にブーイングのワケ

  7. 7

    「勝利の方程式」崩壊危機…巨人が狙う“抑え助っ人”の名前

  8. 8

    「視聴率の女王」米倉涼子もビビらせた黒木華“怪演”の源泉

  9. 9

    まだ“愛の巣”で生活か? ZOZO前澤社長&剛力彩芽の近況

  10. 10

    演技より気になる…長谷川京子「ミストレス」での“唇と顔”

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る