市場当局が石原都政時代から潜り込ませた“インチキ図面”

公開日:  更新日:

 本当に半年後に移転できるのか。日刊ゲンダイは、2011年6月に都の中央卸売市場(市場当局)が作成した工事図面を独自入手。汚染水の敷地外への漏出を防ぐために埋設する護岸側の「遮水壁」の高さは、都の基準海水面(AP)からプラス4メートルと記されている。地表面はAP+6.5メートルだから、地表より2.5メートルも“背丈”が低い状態だ。

 ところが、昨年4月の「市場のあり方戦略本部」に提出された市場の断面図では、遮水壁が地表に達しているかのように描かれていた。さらに、本紙の調べで、遮水壁が地表に達しているかのように描かれた断面図は、11年7月に市場当局が都の環境局に提出した環境影響評価(アセスメント)の書類にも掲載されていたことが分かった。

 評価書に掲載された断面図でも、遮水壁は地表に達している。市場当局は石原都政時代の約7年も前からインチキ図面を評価書に潜り込ませていたわけだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    また仰天答弁…桜田五輪相は地元も見放した“柏の出川哲朗”

  2. 2

    誤球の松山に「お粗末の極み」と厳し声 手抜きの指摘も

  3. 3

    特番「細かすぎて伝わらない」木梨憲武&関根勤不在のワケ

  4. 4

    片山大臣が一転弱気 カレンダー疑惑“証人続々”に戦々恐々

  5. 5

    北方領土2島先行返還を阻む日米安保「基地権密約」の壁

  6. 6

    玉城知事の訴え効果あり 辺野古阻止は軟弱地盤が足がかり

  7. 7

    M&Aはコミットせず…赤字転落「RIZAP」子会社切り売り必至

  8. 8

    原巨人ため息…“陰のMVP”天敵フランスアは広島であと5年

  9. 9

    移民利権で私服を肥やす 天下り法人「JITCO」の“商売方法”

  10. 10

    オークラを提訴 久兵衛に危惧されるホテル業界の総スカン

もっと見る