高橋乗宣
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高橋乗宣エコノミスト

1940年広島生まれ。崇徳学園高から東京教育大(現・筑波大)に進学。1970年、同大大学院博士課程を修了。大学講師を経て、73年に三菱総合研究所に入社。主席研究員、参与、研究理事など景気予測チームの主査を長く務める。バブル崩壊後の長期デフレを的確に言い当てるなど、景気予測の実績は多数。三菱総研顧問となった2000年より明海大学大学院教授。01年から崇徳学園理事長。05年から10年まで相愛大学学長を務めた。

再び禍根も 奴隷同然の扱いで外国人雇用を拡大させるのか

公開日: 更新日:

 国民生活に及ぼす影響は計り知れないのに議論もロクにせず、いきなり来年4月施行を目指すとは強引すぎる。それこそ、安倍自民1強の数のおごりだ。

 今の日本では、技能実習制度を悪用した法令違反の外国人雇用がまかり通っている。裏口ではなく、真正面から外国人労働者を受け入れる姿勢は悪いことではないが、外国人向けの社会保障制度は手付かずのままだ。医療や年金、失業手当などで日本人と同様のサービスを提供せずに、外国人を単純労働でコキ使うのは、奴隷同然の扱いとなりかねない。

 折しも、元徴用工の韓国人4人が新日鉄住金に強制労働の損害賠償を求めた訴訟について、韓国大法院(最高裁)は新日鉄側の上告を棄却。計4億ウオン(約4000万円)の賠償命令が確定したばかりだが、日本政府は、元徴用工の補償問題は1965年の日韓請求権協定で「完全かつ最終的に解決済み」との立場を崩そうとしない。

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