政府が前のめりの入管法改正 中身も答弁もスカスカのア然

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 2日、閣議決定された外国人労働者の受け入れを拡大する入管法改正案。5日、参院予算委で審議されたが、法案の中身も大臣の答弁もスカスカだった。外国人受け入れ政策の大転換となる重要法案なのに、まるで白紙委任。数の力で、ラフな法案を通し、後で中身を好き勝手に決める魂胆だ。

「単純労働は考えていない」とする山下貴司法相に対し、蓮舫議員(立憲民主)が、特定技能1号の要件である「相当程度の知識・経験」の「相当程度はどの程度か」と質問した。山下法相が「各省庁が検討している」と逃げたので、蓮舫は旅館業を所管する石井啓一国交相に振ると、「ただ今検討しているところではないかと思っている」とアヤフヤな答え。「何にも決まってないじゃないか」とヤジが飛び、蓮舫議員は「どの程度の技能が必要なのかを先送りにして資格だけつくるのは間違っている」と批判した。

 外国人労働者を受け入れた後、人手不足が解消された場合、日本人の雇用に影響が出る。山下法相は「日本人の雇用に影響が出ないように制度設計している」としたが、「事前の推計をしっかりやる」など具体性はゼロ。人手不足の需給バランスを問われた根本匠厚労相も、数値は示さず「有効求人倍率で把握している」とヤル気ナシだった。

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