関根正裕×江上剛 総会屋事件対応した2人が語る今の銀行界

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江上氏 近ごろ経営のかじ取りがおかしい

 1997年に発覚した第一勧業銀行(現みずほ銀行)の総会屋利益供与事件。このとき広報担当者として活躍したひとりは作家となり、その部下だった金融マンは今年3月、西武ホールディングス(HD)傘下のプリンスホテル常務から、不正融資問題に揺れていた商工組合中央金庫(商工中金)の社長に転じた。第一勧銀時代、二人三脚で不祥事対応にあたった作家・江上剛氏と商工中金社長・関根正裕氏の2人が今の銀行界を語る。

  ◇  ◇  ◇

関根 ずっと小畠さん(江上氏の本名)と呼んでいましたから、江上さんって言いにくいですね(笑い)。

江上 僕も関根君ではなく、関根さんと言わないと……。それにしても、僕が小説を書き、関根さんが商工中金の社長になって、こんなふうに対談するとは、人生って不思議だよね。

関根 ビックリですよ。そもそも商工中金に来るのが想定外でした。

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