立岩陽一郎
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立岩陽一郎

ジャーナリスト、1967年生まれ。91年、一橋大学卒業後、NHK入局。テヘラン特派員、社会部記者、国際放送局デスクなどを経て2016年12月に退職し、17年からフリーランスとして活動。現在は調査報道を専門とする認定NPO運営「ニュースのタネ」編集長。アメリカン大学(米ワシントンDC)フェロー。毎日放送「ちちんぷいぷい」レギュラー。

「このままで良いか?」元沖縄タイムス記者の言葉の意味

公開日:

 NHKの沖縄局で駆け出しの記者だった30年近く前、同僚がアメリカ軍の四軍調整官のインタビューを撮ったので見てくれと言われた。話している内容がわからないのだという。四軍調整官とは、沖縄に駐留するアメリカ軍のトップで、海兵隊の司令官が兼任している。四軍とは陸海空、海兵隊のことだ。私は当時、警察担当だったが、アメリカ軍の取材に度々関わっており、アドバイスを求められたのだ。

 編集室でインタビューを見ると、いたるところに、「ソーファ」という言葉が出てくる。これが誰にもわからない。私もわからない。ふと、地元紙の警察担当記者が最近、アメリカ軍の担当になったことを思い出して電話をしてみた。競争相手だし相手は先輩だ。仮に知っていても教えてはくれないだろうと思ったが、電話の相手は、「ああ、それね」と拍子抜けするほど簡単に教えてくれた。

「SOFA、Status of Forces Agreementの略で、日米地位協定のことさ」。そして地位協定について詳しく説明してくれた。恥ずかしい話だが、その時初めて地位協定というものを知った。そしてアメリカ軍トップの言葉からしきりに出るほど、この協定が重要なものであることを知った。

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