前代未聞の大反撃 ゴーンvs検察“劇場型”の全面対決<上>

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眼光鋭く法廷に登場 弁護士はすぐに記者会見のシタタカさ

「I am innocent(私は無実だ)」――。会社法違反の特別背任容疑で東京地検特捜部に再逮捕された日産自動車前会長のカルロス・ゴーン容疑者は8日、東京地裁の法廷で繰り返しこう訴えた。長い拘置所生活で頬はこけ、表情には疲れがにじみ出ていたが“辣腕”経営者らしく、鋭い眼光は失っていなかった。

 異例の勾留理由開示手続きで50日ぶりに姿を現したゴーンに、メディアは朝から大騒ぎ。東京地裁や東京拘置所前にはテレビの中継車やカメラマンが大挙し、法廷内でのゴーンの様子については、やれ「胸を張って歩き席に座った」「傍聴席の関係者に視線を送った」だのと、一挙手一投足を事細かく報道。各局のニュースは右から左まで“ゴーン劇場”を垂れ流す異常事態が繰り広げられた。

 午前中の報道が一段落したかと思いきや、午後になるとすぐさま“第2幕”とばかりに、ゴーンの弁護人を務める元東京地検特捜部長の大鶴基成弁護士が外国特派員協会で、200人超の報道陣を前に約2時間にわたり記者会見を行った。

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