高野孟
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高野孟ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

「令」の字と国書から採ったという宣伝文句に感じる違和感

公開日: 更新日:

 先週に続き、新元号について。もう決まったのだから素直に受け入れればいいじゃないかというご意見もあろうかと思うが、どうもしっくりこない感じがどこから来るのかを考えている。

 ひとつには「令」という字そのものの多義性ということがある。普通は「令嬢」「令息」など「よい」「立派な」の意味で用いられ、だから外務省もこれにビューティフルと英訳をつけた。

 しかしそれにしては「令色」(他人の気に入るように顔色をうかがう)といういやらしい使われ方があるのが気になるし、「令見」と書いて「みせしめ」と読ませることもある。「令状」「令書」「令達」など上から下に向かって命令するというニュアンスの場合も多く、もともとは神官がひざまずいて神意を聴く姿から象形された文字なので、上から目線は当然なのかもしれない。そうだとすると、英BBCが最初にオーダーと訳したのは的確だったことになる。

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