安井裕司
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安井裕司日本経済大学教授

1970年、栃木県生まれ。法大社会学部卒、バーミンガム大学国際政治学部博士課程修了、国際政治学博士。2013年から現職。14年以降、神戸ユネスコ協会理事としてカンボジア、ネパール、モンゴルなどで留学生とともにボランティア活動に従事し、フィールドワークを実施。日本経済大学教授。

【ミャンマー】留学ビザ取れず労働を選ぶエリートが増加

公開日: 更新日:

 今月から日本でも受け入れ可能となった外国人の単純労働者。今回はその送り出し国の一つであるミャンマーから現地報告をしたい。

 首都ヤンゴンのある日本語学校を訪れると、事務局長のA氏は開口一番、「今年は非常に厳しいですよ」と言い放った。2018年10月期のミャンマーからの在留資格認定(留学ビザ)に対し、東京入管局の交付率は20%以下になった。そのことを嘆いたのだ。

■法施行前から交付は厳格化

 ミャンマーには近年、日系企業の進出が加速。増加率ランキングでは世界トップに挙げられる。この動きに伴って、ヤンゴンでは日本語学習者が増えており、日本語学校は100校を超える。当然、日本への留学希望者も増えているが、今年のミャンマーからのビザ申請はほとんど通らないのだ。

 外国人労働者の受け入れを拡大する今回の入管法改正後、逆に留学ビザの交付は厳格化される気配だ。法施行前でも東京入管局の交付率は、昨年4月期の77.7%に対し、10月期は65.6%にとどまる。特にミャンマーには厳しいのである。

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