加来耕三
著者のコラム一覧
加来耕三歴史家・作家

昭和33年、大阪市生まれ。奈良大学文学部史学科を卒業後、同大学文学部研究員をへて、現在は大学・企業等の講師をつとめながら著作活動を行っている。テレビ・ラジオ等の番組監修・出演などの依頼多数。著書に『加来耕三の戦国武将ここ一番の決断』(滋慶出版/つちや書店)『卑弥呼のサラダ 水戸黄門のラーメン』(ポプラ社)ほか多数。

幕末・明治の苦難に立ち向かった由利公正と坂本竜馬の絆

公開日: 更新日:

 幕末に薩長同盟の締結を成し遂げ、明治維新の立役者ともいわれてきた坂本龍馬――。その彼が最も信頼していた人物こそが、越前福井藩の由利公正(前名・三岡八郎)でした。

 その生涯も龍馬同様、苦難の連続ともいえるものでした。

 由利は文政12(1829)年11月、福井藩士・三岡義知の嫡男として生まれています。三岡家は禄高100石の中級武士で、由利は幼少から武術に秀で、剣術も槍術も免許皆伝。若いころ、伝統行事「馬威し」で絶妙の手綱さばきを披露し、その能力を高く評価し、藩政に抜擢したのが16代藩主の松平慶永(春嶽)でした。

 ペリー来航のおり、江戸湾の警備を担当していた由利は、黒船の威力を見せつけられ、日本も国を守ることが重要だ、と考えます。外国と戦うとなれば、槍や弓では歯が立ちません。これからは大砲の時代だ、と痛感しました。

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