「戦争で」暴言の丸山議員に国費2000万円ちょろまかし疑惑
「言われたまま黙り込むことはしない。可決されようがされまいが任期を全うする」――。議員辞職勧告決議案の提出の動きに、ツイッターでこのケンカ腰だ。
酒に酔った上で言語道断の「戦争で北方4島を取り戻す」趣旨の大暴言で、所属先の日本維新の会を除名された丸山穂高衆院議員(35)。本人はまったく懲りていないようだ。
与野党に辞職勧告決議を呼びかける古巣の維新に対し、「憲政史上例を見ない、言論府が自らの首を絞める辞職勧告決議案かと」「こちらも相応の反論や弁明を行います」と反撃ツイートを連発。「言論の自由」をタテに取り、あくまで徹底抗戦の構えである。
ここまで勇ましい発言を飛ばせるのなら、本紙がつかんだ「政治とカネ」の問題にもキッパリ答えて欲しい。ズバリ、丸山議員には「国費ちょろまかし」の疑いがある。
維新は国会議員に税金から月額100万円が支給される「文書通信交通滞在費」(文通費)について、全所属議員の使途を2015年10月分からネット上で公開している。当然、丸山議員の文通費も公開中だが、怪しい支出が常態化しているのだ。