習近平に隠し玉 レアアース禁輸で日本ハイテク産業大打撃

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 米中貿易バトルがどんどん深みにハマっている。トランプ米政権は米国企業に対して、中国通信機器最大手のファーウェイへの製品供給を禁じる制裁を発動。日本をはじめとする同盟国にも、ファーウェイ排除を呼びかけている。ファーウェイは、世界92社から年間670億ドル(約7兆円)分の部品を購入。海外からの部品調達を絶たれれば、生産が滞り、経営難に陥ることになる。

 トランプ大統領は中国の急所を突いてきたわけだが、中国には「隠し玉」がある。レアアース(希土類)だ。レアアースは世界的に産出量が少ないレアメタル(希少金属)の一種で、ネオジムやジスプロシウムは電気自動車などを動かすモーターの効率化に使われる。スマホやパソコン、省エネ家電などの生産に欠かせない材料で「ハイテク産業のビタミン」とも呼ばれている。

 中国はレアアースの産出量で世界8割を握る。改革開放を推し進めた鄧小平がかつて「中東には石油があるが、中国にはレアアースがある」と言ったほど、中国の経済発展の原動力となってきた資源だ。米中貿易戦争に詳しい金融ジャーナリストの小林佳樹氏が言う。

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