注目の投手3人…健大高崎158km石垣、山梨学院194cm菰田陽生、沖縄尚学・末吉良丞の“ガチ評価”は?
石垣元気(健大高崎)
23日に決勝を迎えた夏の甲子園大会。ネット裏のプロのスカウトは高校生のドラフト候補をどう見たか。
◇ ◇ ◇
1位候補の呼び声高い158キロ右腕だ。
北海道の洞爺湖シニアから野球留学。同校の最新鋭のトレーニング設備を最大限に活用することでグングン成長した。2年生の夏に154キロをマークし、昨夏の甲子園では2試合計10回1失点。1位候補に浮上した。セ・リーグのスカウトがこう言った。
「球が強くてカットボールがいい。課題は投球フォームに力みがあり、スピードガンほどの伸びを感じないところ」
今春センバツ前に左脇腹を故障した影響から、3年時の公式戦での先発登板は、春の群馬大会の1度だけ。夏の群馬大会での登板は3回戦と決勝の5回、甲子園では2回のみで姿を消した。
「完全に復調しているのか、もう少し見たかったが、世代ナンバーワン投手の評価は変わりません」(同)