万朶隊は「戦艦と輸送船を撃沈した」と発表されたが…

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 陸軍特別攻撃隊の「万朶隊」は昭和19年11月12日にカローカン飛行場から出撃することになった。この日まで出撃が延びたのは隊長の岩本益臣と他の隊員がマニラに打ち合わせに行く途次にアメリカ軍の航空機と出会い、撃墜されて戦死したからである。そのため浜松の基地の航空隊から選抜された体当たり要員26人の「富嶽隊」の方が先に出撃するよう計画されたりもした。結局、万朶隊、富嶽隊ともこの日に出撃し、万朶隊はレイテ湾の中のアメリカ艦船、富嶽隊はルソン島方面に展開する機動部隊を狙うことになった。

 高木書からの引用になるのだが、午前3時に万朶隊のこの日に攻撃する搭乗員と出撃が後日に延びた隊員たちは、岩本隊長ら5人の遺骨を箱に入れ、全員で攻撃の成功を願っての盃を交わした。この時に四航艦司令官の富永恭次は、この日出撃する5人に向けて次のような励ましを与えた。

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