万朶隊は「戦艦と輸送船を撃沈した」と発表されたが…

公開日: 更新日:

 陸軍特別攻撃隊の「万朶隊」は昭和19年11月12日にカローカン飛行場から出撃することになった。この日まで出撃が延びたのは隊長の岩本益臣と他の隊員がマニラに打ち合わせに行く途次にアメリカ軍の航空機と出会い、撃墜されて戦死したからである。そのため浜松の基地の航空隊から選抜された体当たり要員26人の「富嶽隊」の方が先に出撃するよう計画されたりもした。結局、万朶隊、富嶽隊ともこの日に出撃し、万朶隊はレイテ湾の中のアメリカ艦船、富嶽隊はルソン島方面に展開する機動部隊を狙うことになった。

 高木書からの引用になるのだが、午前3時に万朶隊のこの日に攻撃する搭乗員と出撃が後日に延びた隊員たちは、岩本隊長ら5人の遺骨を箱に入れ、全員で攻撃の成功を願っての盃を交わした。この時に四航艦司令官の富永恭次は、この日出撃する5人に向けて次のような励ましを与えた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    引退も覚悟? 小倉優香ラジオ降板テロの裏に年収1億円彼氏

  2. 2

    軽率さ変わらぬ石田純一 東尾理子に見放され離婚へ一直線

  3. 3

    昭恵夫人 居酒屋は小池号令厳守も“闇紳士”逮捕で疑惑再燃

  4. 4

    台紙の上部には見えないのに下部にだけ広がる「斜線」の謎

  5. 5

    上沼恵美子「降板の全真相」現場は“辞めたる”を待っていた

  6. 6

    これはやりすぎ…夫の浮気現場でCA妻が取った驚きの行動

  7. 7

    夫の定年後に妻の外出が増加 交際費と被服費が家計を圧迫

  8. 8

    海老蔵「ひどくないですか」コロナ補償直訴で松竹と確執か

  9. 9

    吉村知事の危うい“人体実験” うがい薬騒動に専門家も警鐘

  10. 10

    あの落合でも叶わず…プロ野球初「4割打者」は誕生するか

もっと見る