市側が一方的に虐待と決めつけ…家族の同意なしに施設送り

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 山本静江さん(79=仮名)は、内科医に重度の認知症と誤診された。そして無理やり後見人をつけられ、施設に放り込まれる屈辱を受けた。

 後見の申し立ては本人と4親等内の親族の他、市区町村長も行える。静江さんに後見人をつける申し立てを行ったのは、三重県桑名市の伊藤徳宇市長。後見人をつける審判を下したのは、津家裁の後藤眞知子裁判官だ。

 この審判を不服として、静江さんの長女が名古屋高裁に特別抗告を起こしたところ、17年1月、藤山雅行裁判長は静江さんに判断能力があることを認め、「手続きに違法がある」として津家裁の審判を取り消した。

 同年11月、静江さんと2人の娘は桑名市と国を提訴。静江さんは18年1月、陳述書で怒りをぶちまけた。

「私は今回の全ての起こった事に非常に怒っています」「まるで面倒なゴミの扱い」「1人の人間として扱わない」「長生きなどするものではないと正直思います」

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