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伊藤惇夫政治アナリスト

1948年、神奈川県生まれ。学習院大学卒業後、自民党本部事務局に勤務後、新進党、太陽党、民政党、民主党の事務局長などを歴任。「新党請負人」と呼ばれる。執筆、テレビ・コメンテーターなど幅広い分野で活躍中。

小選挙区制が多彩な奇人変人を葬り去ってしまった

公開日: 更新日:
昔の自民党は個性派ぞろい(左から村岡兼造、古賀誠、森喜朗、亀井静香、村上正邦、青木幹雄)(C)日刊ゲンダイ

 小選挙区制になって政治家が「小粒」になったことは誰もが感じている。そして、それは間違いなく事実だ。今の永田町(自民党)には、迫力、凄みを感じる政治家もいなければ、本物の“サムライ”もいない。上の顔色をうかがうか、虎の威を借りることしかできない政治家ばかりが目につく。おかげで「安… 

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