立岩陽一郎
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立岩陽一郎

ジャーナリスト、1967年生まれ。91年、一橋大学卒業後、NHK入局。テヘラン特派員、社会部記者、国際放送局デスクなどを経て2016年12月に退職し、17年からフリーランスとして活動。現在は調査報道を専門とする認定NPO運営「ニュースのタネ」編集長。アメリカン大学(米ワシントンDC)フェロー。毎日放送「ちちんぷいぷい」レギュラー。ニコニコ動画でも「ファクトチェック・ニッポン」の配信を開始。

沖縄の政治家は保守も革新も瀬長亀次郎の残像を残している

公開日: 更新日:

 夕暮れ時、大阪・大正区の広場で集まった人々の視線を浴びる男性。ギターを弾き、熱唱する。

「And darling,darling,stand by me……」

 よく通る声がほろ酔い気分の観衆の耳に心地よく響く。

「凄い! 知事とは思えない!」

 隣にいた若い女性のグループが興奮して話していた。そう。人々の驚きの視線を浴びるこの男性は知事だ。沖縄県の玉城デニー知事(59)。歌唱力に動揺していた人々も、1曲終わる頃にはアンコールの大合唱。結局、知事は2曲歌って壇上から降りた。

 9月8日、玉城知事は大阪を訪れて沖縄の現状を訴えた。1時間、メモひとつ見ずに集まった大阪市民ら300人に語り掛けた。政府と対峙する基地問題について、自分の言葉だけで語り続ける姿も珍しいのだが、更に驚かされたのがその後の熱唱だった。講演会場近くで行われていたエイサー祭りに参加して披露した。そうした知事の姿に斬新さを感じつつ、その昔過ごした沖縄に思いを馳せた。

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