立岩陽一郎
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立岩陽一郎ジャーナリスト

ジャーナリスト、1967年生まれ。91年、一橋大学卒業後、NHK入局。テヘラン特派員、社会部記者、国際放送局デスクなどを経て2016年12月に退職。現在は調査報道を専門とする認定NPO運営「INFACT」編集長。アメリカン大学(米ワシントンDC)フェロー。毎日放送「ちちんぷいぷい」レギュラー。

佐戸未和さん七回忌…報道とは人の道に報いることである

公開日: 更新日:

 6年前の参院選の後に31歳の若さで過労死したNHK記者の佐戸未和さん。7月28日、彼女の七回忌が行われ、友人、知人らが彼女の死を悼み、彼女をしのんだ。しかし、そこには苦楽を共にしたはずのNHKの東京都庁クラブ(以下、都庁クラブ)の記者は誰一人来ていなかった。

 招待していないからだが、「招待していても来なかっただろう」と、ご両親は思っている。NHKがかたくなにメンバーとの接触を拒んでいるからだ。当初は過労死そのものの存在を隠し、隠しきれなくなるとその説明を拒むNHKの姿に、ご両親は今も不信感をつのらせている。

 ご両親の不信感の最たるものが、当時の都庁クラブの対応だったことは、以前にも書いた。彼女と連絡がとれなくなった婚約者が都庁クラブに電話を入れて確認を求めたにもかかわらず対応していない。電話一本かけていない。これについてNHKは国会で尋ねられているが、「(婚約者からの)問い合わせについては確認できなかった」と、事実と異なる答弁を行っている。私が質問すると、「当時の関係者から改めて話を聞いています」と回答。しばらく後に調査結果を問い合わせると、「当時の関係者から改めて話を聞いたところ、ご指摘の方が都庁クラブに電話をかけていたことを確認しました」と回答。

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