立岩陽一郎
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立岩陽一郎

ジャーナリスト、1967年生まれ。91年、一橋大学卒業後、NHK入局。テヘラン特派員、社会部記者、国際放送局デスクなどを経て2016年12月に退職。現在は調査報道を専門とする認定NPO運営「INFACT」編集長。アメリカン大学(米ワシントンDC)フェロー。毎日放送「ちちんぷいぷい」レギュラー。

「ナンジャン」開催!壁を越える取り組みが大阪で始まった

公開日: 更新日:

 壁はそこに立っていた。その昔、民族の分断の象徴だったベルリンの壁。多くの人がそれを乗り越えようとして命を落とした壁。

 9月13日、イラストレーターの黒田征太郎は、大阪でその壁と向き合っていた。壁の一部だが、小さなかけらではない。高さは人の背丈を超える。幅は1メートルほどだろうか。それが2つ、黒田の目の前に立っていた。

「いやぁ、こんなところでベルリンの壁と対面するとは……」

 そう言いながら、黒田は指先で壁をなぞった。

「昔、アメリカで生活していた時、よくベルリンに行ったんですよ。あの壁が崩壊して、その一部が今、こうして大阪にあるなんて……なんか、感慨深いなぁ」

 黒田が訪れたのは大阪の天王寺駅からほど近い統国寺。伝統ある韓国寺だ。在日コリアンの崔無碍(チェ・ムエ)住職が迎えてくれた。

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