現地ルポ “関電王国”福井・高浜町を覆う不気味すぎる静寂

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 関電問題がきっかけで注目が集まる福井・高浜町。多くの報道陣が殺到しており、平日にもかかわらず町内の旅館は軒並み満室になるほどだった。ところが、世間やメディアの大騒ぎとは裏腹に、小さな町は箝口令が敷かれたかのように、不気味な静けさに包まれていた。関係者の大半が「貝になった」ように口をつぐむのだ。

「何で説明しないといけないんですかねぇ」――。町の元助役・森山栄治氏との関係を問う日刊ゲンダイ記者の電話取材に、うんざりした様子でこう言ったのは、地元の建設会社「吉田開発」の担当者だ。「電話であーだこーだ話せない」とのことだったので、記者は町の幹線道路である国道27号に面する同社を訪問。すると、受付の女性が「担当者は帰りました」と一言。いつ戻るかも不明と逃げの一手だった。

 同じく、27号に面する警備会社「オーイング」にも訪問した。同社取締役には森山氏が名を連ねる。2007年に約5億円だった売り上げは、18年に51億円に10倍増した経緯もある。森山氏について聞いたが、対応した女性社員は「お答えできる準備が整っていない」と押し黙った。

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