共通テスト記述式に進学校も懐疑的「廃止が望ましい」7割
大学入試センター試験に代わり2020年度に始まる大学入学共通テストの国語・数学の記述式問題について、難関大への合格実績がある高校の約7割が「廃止が望ましい」と考えていることが分かった。22日の毎日新聞が報じた。
大学通信、駿台予備学校、毎日新聞社が9~10月に高校2368校と762大学を対象に実施した共同アンケートによると、国語・数学の記述式問題そのものについて、回答した高校の67・2%が「廃止が望ましい」とした。
一方、大学入試センターが17、18年に実施した共通テストのプレテストの記述式問題の評価を聞いたところ、「あまり評価できない」「評価できない」が計75・9%だった。