著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

話し合い16時間 「開戦派」と「外交派」の激突

公開日: 更新日:
ゼロ戦52型の周囲に立つパイロットと整備士(C)aviation-images.com/Mary Evans Picture Library/共同通信イメージズ

 最終的に国策を決める大本営政府連絡会議は11月1日の午前9時から始まり、途中に何度かの休憩時間を挟んで、翌2日の午前1時まで続いた。実に16時間の長さであった。戦争か外交かというのは天と地ほどの開きがあるわけだが、その岐路に立っての会議はそれだけの重みがあるともいえた。

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