著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

重要な意味を持つ「空白の一日」彼らは何をしたのか?

公開日: 更新日:
日本軍の侵略に対抗するため地雷を敷設する共産党軍(C)Mary Evans/Grenville Collins Postcard Collection/共同通信イメージズ

 大本営政府連絡会議は1日置いて11月1日に最終的な会議を開き、結論を出すことになった。蔵相の賀屋興宣や外相の東郷茂徳が一日の考える時間が欲しいと言ったので、10月31日は各人が考える日となった。太平洋戦争に至るプロセスで、実はこの一日は重要な意味を持つ。会議ではそれぞれが自らの… 

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