澤章
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澤章東京都環境公社前理事長

1958年、長崎生まれ。一橋大学経済学部卒、1986年、東京都庁入都。総務局人事部人事課長、知事本局計画調整部長、中央卸売市場次長、選挙管理委員会事務局長などを歴任。(公)東京都環境公社前理事長。3月に『築地と豊洲「市場移転問題」という名のブラックボックスを開封する』(都政新報社)を上梓。11月1日からYouTubチャンネル"都庁OB澤章"を始める。

<2>天敵・菅首相の「デジタル庁」に完敗した小池都知事

公開日: 更新日:

 小池知事は行政手続きのデジタル化を目指す条例改正案を都議会に示した。その名も「東京デジタルファースト条例」!!という。この名称、最初は冗談かと思ったが、どうやら本当らしい。デジタルにまで小池印の「ファースト」を付ける執念深さに呆れかえったものの、実は1年半前に国で成立している「情報通信技術を活用した行政の推進等に関する法律」の通称が「デジタルファースト法」だった。

 この略称のセンスもどうかと思うが、とにかく、国と東京都の間で、デジタルファーストを巡る攻防が勃発しているようである。

 パクったのはどっちだと問えば、小池知事は「本家本元は私よ」と言うだろう。だが、相手は天敵の菅義偉氏だ。16日召集の臨時国会で、第99代の総理大臣に就任した「時の人」である。

 新型コロナウイルスの感染拡大をめぐり、「圧倒的に東京の問題」とかみつかれた上、「Go To トラベル」から東京を排除した菅首相に、デジタルでも先を越された感は否めない。新総裁に選出された菅首相は早速、「デジタル庁」創設に意欲を示し、新内閣のデジタル担当大臣は平井卓也・前IT担当大臣の起用が決定。デジタル庁が本格稼働することになった。

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