稲川会が事実上の六代目山口組傘下に?緊迫する関東暴力団

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「それで小競り合いが続いてきている稲川と住吉のトラブルに道仁会の小林哲治会長が仲裁に入ったが、決着はついていない。その道仁会も最終的には高山清司六代目山口組若頭の意向に従う方向ではないかと見られる。弘道会は2月には分裂していた京都の会津小鉄会も統合されて事実上の支配下に置いた。六代目山口組の日本ヤクザ界支配は急速に進んでいます」 

 一方で圧倒的な力を持つ六代目山口組を後ろ盾にする稲川会が住吉会に対して強気な面を見せているとも成田氏は指摘する。2年前の両組織のトラブルでは一般女性も銃撃に巻き込まれている。

「いよいよ東京オリンピックの聖火ランナーも走ることになり、警察組織は全国的に警戒態勢になっている。そんななか抗争でも起こせば、稲川と住吉も関西の六代目や神戸のように特定抗争指定暴力団に指定されてしまだろう。さすがにヤクザもそれはわかっているから、オリンピックが終わるまではおとなしくしているはず」(成田氏)

 ひとまず関東暴力団は膠着状態に入った様子とも思える。とはいえ、六代目、神戸、絆會の山口組分裂もまだ決着していない。地政学が変わりつつあり、一般社会にとっても不穏な状態はまだまだ続きそうだ。

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