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金子勝慶大名誉教授

1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て現職。慶応義塾大学名誉教授。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。近著「平成経済 衰退の本質」など著書多数。新聞、雑誌、ネットメディアにも多数寄稿している。

アベノミクスは完全に自家撞着…その先に待ち受ける「デット・トラップ」

公開日: 更新日:
日用品や食品の値上げ、個人の家計は益々圧迫(C)共同通信社

 2021年がまもなく終わる。迎える22年は値上げラッシュで始まり経済的に厳しい年になる。民間企業は2年連続、公務員は4年連続ボーナスが減少する中、物価上昇を受け止めなければならない。

 11月の米国の消費者物価上昇率は6.8%、EUユーロ圏は4.9%で、いずれも過去最大だ… 

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