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高野孟ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

公明党の遠山清彦元議員の在宅起訴は、自公連立が日本政治のがんであることを象徴する事件

公開日: 更新日:
「公明党のプリンス」だったのに(在宅起訴された元財務副大臣で元公明党衆議院議員の遠山清彦容疑者)/(C)日刊ゲンダイ

 年末年始の政治ニュースの中でも、公明党の元衆議院議員で財務副大臣まで務めた遠山清彦の在宅起訴の一件ほど痛ましいものはない。何が「痛ましい」かと言うと、これが単に一政治家の失脚というに到底とどまらず、58年もの歴史をもつ公明党という政党そのものの「死」を象徴する出来事だからである… 

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