著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

「復讐は快いもの」本土爆撃、ライフ誌が紹介したパイロットたちの証言

公開日: 更新日:
日本の上空で米軍爆撃機B29と戦う大日本帝国陸軍偵察機“キ46”(C)World History Archive/ニューズコム/共同通信イメージズ

 アメリカ軍の日本本土爆撃は、昭和19(1944)年6月ごろから主に中国の成都から爆撃隊を編成し、八幡製鉄所などを狙って始まった。こうした攻撃は「空の要塞」と言われたB29の開発に成功し、アメリカの戦意がさらに向上した結果でもあった。

 B29の戦場への投入と軌を一にするよ… 

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