特捜“次の標的”に森喜朗元首相…「裏帳簿」に安倍派5人衆がひれ伏したドンの名はあるか

公開日: 更新日:

「裏帳簿」はすでに特捜部に押収か

 森元首相は12年の政界引退後も5年間で約2億5000万円を集めるほどの資金力にモノを言わせ、派内に君臨。安倍元首相の横死後は派閥運営に喜々としてくちばしを入れ、安倍派5人衆が岸田政権の要職を占めていたのも「オレ様のおかげ」と言わんばかりに吹聴。5人衆は全員、頻繁な「森詣で」を欠かさず、ひれ伏してきた。

 聴取した安倍派議員に対し、検察は派閥のオーナー然として振る舞う森元首相について、根掘り葉掘り聞き出そうとしている。森元首相に「キックバックの一部を上納していなかったか」と聞いているとの情報もある。また、安倍派が「二重帳簿」で裏金を管理・運用してきたことも判明。議員側へのキックバック額を反映させた「裏帳簿」は、すでに特捜部に押収されたとみられる。

「横領の疑念を持たれないよう、安倍派の会計責任者はキッチリ裏金の流れを管理していたはず。仮に森氏の名前やカネの動きが裏帳簿に残っていれば、間違いなく事情を聴くことになるでしょう」(落合洋司氏)

 何のために裏金づくりを始めたのか。森元首相は検察よりも先に、国民に事情を説明すべきだ。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    案の定ナフサは不足…それでも楽観論ふりまく赤沢経産相がついに「報道介入」の異常事態

  2. 2

    比大統領との国賓晩餐会で高市首相“謎テンション”…またまた動画で恥さらし批判殺到→大炎上!

  3. 3

    【スクープ第5弾!】北海道自民12陣営にも衆院選での違法「広告動画」疑惑が発覚

  4. 4

    イスラエルのネタニヤフ首相を罵倒!トランプ大統領ヤケクソ大暴れでどうなる?米イラン交渉の行方

  5. 5

    高市首相「中傷動画」疑惑に「心外だ」と被害者ヅラも…公選法「SNS新規制」なら完全アウト!

  1. 6

    波紋広がる高市首相のブチ切れ答弁…野党は「中傷動画」疑惑に続き「違法広告動画」疑惑にロックオン

  2. 7

    維新はシャカリキでも産業界は「ノーモア都構想」…企業がごっそり“脱・大阪”前年度比1.8倍増

  3. 8

    日刊ゲンダイのSNSやYouTubeに“タレコミ”多数で自民議員は戦々恐々…衆院選「違法広告動画」疑惑は拡大必至

  4. 9

    「2年限定の飲食料品の消費税ゼロ」がなぜか「給付」に一本化?「国民会議」案の定“迷走”の舞台裏

  5. 10

    浮かび上がる「組織ぐるみ」の構図…違法疑惑「有料広告動画」めぐる自民党・北海道連&宮城県連の“不自然な回答書”

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐野勇斗は書道六段で英語も堪能 愛知県立岡崎西高校から明治学院大英文学科へ

  2. 2

    これが日本の「中流」サラリーマン転落の軌跡 年金の「繰り上げ受給」を選ぶのは、お金と仕事がない人

  3. 3

    ドジャース大谷翔平「サイ・ヤング賞&首位打者」同時授賞に現実味 4年連続5度目のMVPは既定路線

  4. 4

    「Aぇ!group」草間リチャード敬太は事件から“ほぼ復活” 大阪学院大で学んだ苦労人の前途

  5. 5

    「シニアにやさしい街」日本一の東京都板橋区は何がスゴイ?

  1. 6

    嵐の大野智と相葉雅紀、二宮和也が通信制高校で学んだそれぞれの事情

  2. 7

    阪神・藤川監督に「裸の王様」の懸念 選手&スタッフを驚愕させた「コーチいびり」

  3. 8

    山口組、稲川会、住吉会…最高幹部3者の極秘会食で何が話し合われたのか

  4. 9

    JR東海が政府に安定供給要請も「潤滑油」は代替調達が困難…このままでは日本の鉄道網も危ない!

  5. 10

    阪神藤川監督「オラつき」連発に対戦相手やファンから苦情の嵐《格好いいと思っているのかな》