自民裏金事件は異例の「越年捜査」へ…検察はと“裏金スキーム”首謀者に照準ピタリ

公開日: 更新日:

 自民党派閥の裏金事件は27日、ついに東京地検特捜部が永田町の議員会館にガサ入れする事態に発展した。捜査は越年し、年明け1月下旬の召集とされる通常国会直前まで続くとみられている。正月返上の徹底捜査で、バッジ組の立件はあるのか。検察の“本命”は誰だ──。

 ◇  ◇  ◇

 特捜部が家宅捜索したのは、衆院第2議員会館にある安倍派(清和政策研究会)の池田佳隆衆院議員(比例東海)の事務所。他に赤坂の議員宿舎や名古屋にある池田氏の地元事務所と自宅も捜索された。

 安倍派については、派閥パーティーをめぐる政治資金収支報告書の不記載の額が、控訴時効にかからない2018年からの5年間で5億円超に上るとされる。所属99人の大半がパー券販売ノルマの超過分をキックバックとして受け取っていたとみられるが、その額が突出して多いとされるひとりが池田氏だ。5年間で4000万円超のキックバックを裏金にしていた。今月に入って慌てて5000万円分もの収支報告書の訂正を行っている。

■「東京にいて」と“禁足”願い

「安倍派の国会議員に対する特捜部の任意聴取は、大晦日まで日程が入っているそうです。すでに複数回呼ばれている議員もいる。キックバック額が多い議員には、『正月三が日は東京にいてください』と“禁足”願まで出されているらしい」(自民党関係者)

 安倍派内で池田氏と同等の高額キックバックを受け取っていたのが、谷川弥一衆院議員(長崎3区)と大野泰正参院議員(岐阜)。特捜部は28日午前、大野氏の参院議員会館の事務所など関係先に家宅捜索に入った。谷川氏もこれに続くのか。キックバック1000万円超の十数人はどうなるのか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ブルージェイズ岡本和真がファンから支持されるワケ 日本&カナダの“組織票”で球宴スタメンなるか

  2. 2

    高市首相G7サミット「成功」は眉ツバ…トランプ大統領ほか各国首脳からスルーされ“ボッチ”が実態か

  3. 3

    いとうあさこだけでない「育ちの良さ」が隠せない50代女芸人…“実家が太い”“隠れ高学歴”の強者も

  4. 4

    西武が交流戦初Vも…ワガママエース今井達也の放出こそが“最大の補強”だった説

  5. 5

    中傷動画より突っ込まれたくない高市事務所の“急所” 疑惑の本丸「サナエトークン」国会での追及本格化

  1. 6

    任侠界も騒然…当局も確認に走った超大物極道トップの死亡説

  2. 7

    異例の人事が“対岸の火事”では済まない3球団…楽天・吉井新監督はシーズン途中の外部招へい

  3. 8

    白石聖は「豊臣兄弟!」代役から7月連ドラヒロインに大抜擢 “ラッキーガール”にかかる期待とリスク

  4. 9

    松村北斗&目黒蓮の"2強"を崩すSTARTO社の若手演技派は? 男性アイドル戦国時代のカオス

  5. 10

    大谷翔平が尻を“血だらけ”にしながら今季7勝目「こういうこともある」とコメント