著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

昭和天皇の「聖断」を読み解く

公開日: 更新日:
3月10日の大空襲で被災した東京・深川地区を視察する昭和天皇。蓮沼侍従武官長ら後ろに続く(1945=昭和20=年3月18日撮影)/(C)共同通信社

 いわゆる昭和天皇の「聖断」とは、「私の意見というのは、外務大臣の申していることに同意である」との一言である。重要なことは、「私の意見は」とか「私はかく思う」と言った言い方ではなく、外務大臣の意見に賛成である、との言い方をしたことである。この言い方の中に微妙な立場の使い分けや当時… 

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【連載】保阪正康 日本史縦横無尽

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