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斎藤貴男ジャーナリスト

1958年生まれ。早大卒。イギリス・バーミンガム大学で修士号(国際学MA)取得。日本工業新聞、プレジデント、週刊文春の記者などを経てフリーに。「戦争経済大国」(河出書房新社)、「日本が壊れていく」(ちくま新書)、「『明治礼賛』の正体」(岩波ブックレット)など著書多数。

地方自治法改正案が成立すれば…ヒトラー独裁を招いたスキームがなぜ今?

公開日: 更新日:
必要性も曖昧なまま可決。中央政府の権力拡大、指示乱発、「黙らせる力」、地方の「公平」が崩壊する(岸田首相=J MPA)

 憲法の「無意味化」に歯止めがかからない。安倍政権下で特定秘密保護法、集団的自衛権の行使容認、共謀罪の新設等々、岸田政権でも安保3文書による専守防衛の放棄、セキュリティークリアランス制度創設……と続いてきたが、今度は自治体に対する国の「指示権」を拡大するという。

 地方自治… 

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