トランプ&プーチンそれぞれのウクライナ戦略…米大統領返り咲きまで11日、停戦実現「6カ月」に後退の怪しさ

公開日: 更新日:

 国際ジャーナリストの春名幹男氏はこう指摘する。

「トランプ氏はプーチン大統領のモーレツ支援を受けて大統領に初当選した経緯などもあり、『プーチンの代理人』と言っても過言ではありません。現在の前線に沿って『戦闘を凍結』させる案が浮上していて、ロシアが一方的に併合を宣言した東部と南部の4州は事実上の割譲となる可能性がある。ウクライナにとって到底納得のいく内容ではありませんが、少なくとも主権は守られる。もっとも、プーチン氏の当初の目標は、ゼレンスキー大統領の斬首とキーウ陥落だった。領土拡大で矛を収めるとは思えません。戒厳令下のウクライナでは大統領選が延期されており、プーチン氏はゼレンスキー氏を交渉相手として認めていない。ウクライナの主権維持も危機にさらされています」

 米調査会社「ユーラシア・グループ」が発表した「今年の10大リスク」で、「ならず者国家のままのロシア」が5位にランクイン。「トランプの支配」が2位で、「トランプノミクス」は4位だった。世界リスクの3分の1が核保有2大国のトップに起因。平和は遠い。

  ◇  ◇  ◇

 石破首相はトランプとの首脳会談に関して、“犬猿の仲”と言われる麻生太郎自民党最高顧問に相談したというが、その狙いは?…関連記事【もっと読む】で詳しく報じている。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗は信州大経済学部から就職氷河期にリクルートに入社も、わずか1日で辞めて役者の道へ

  2. 2

    欧州初の日本人指揮官誕生へ 森保一監督の“再就職先”は「ベルギー1部の日系クラブ」一択か

  3. 3

    菅野智之トレード不成立の裏に致命的な“前科”…ここまで11勝4敗でも市場価値が低かったワケ

  4. 4

    強いショック状態の清水アキラに心配の声…子供を亡くした神田正輝らもたどった遺族ケアの道のり

  5. 5

    腎臓病(4)ソーセージ、ちくわ、プロセスチーズの取り過ぎが腎機能を低下させる

  1. 6

    「最強の新弟子」旭富士、デビュー4場所連続Vでも残る大きな課題

  2. 7

    高市首相の早過ぎた「熊本訪問」の背景…震災から1週間たたず“視察強行”に批判殺到の案の定

  3. 8

    「VIVANT」1強ムードの陰で…蒼井優「Tシャツが乾くまで」が呼び覚ます"連ドラ本来の快感"

  4. 9

    愛子さまのリンクコーデににじむ「皇室を担う」覚悟の表れ 皇室典範改正にご本人の心中やいかに

  5. 10

    続く政局…高市首相「9月退陣」の現実味