石破首相を襲う「岸田前首相の呪い」…10万円商品券配布めぐり、政倫審出席グズればイメージさらに悪化

公開日: 更新日:

「しかも今回の商品券問題は、石破首相の身から出たサビ。当時の旧安倍派幹部と同じ立場とも言えます。政倫審出席をグズればグズるほど、前例をつくった岸田さんと比較され、イメージダウンは必至。急落した支持率をますます下げるだけでした」(自民関係者)

■高額療養費の迷走も前任者の積み残し

 前任者の“遺産”が石破首相に重くのしかかったわけだが、支持率急落の要因である高額療養費制度を巡る迷走も、本をただせば岸田前首相にたどり着く。きっかけは、そもそも岸田前首相が言い出した「異次元の少子化対策」の財源確保のためである。

 岸田政権は年間3.6兆円規模の対策を打ち出したが、「増税メガネ」の悪名を気にした岸田前首相は増税議論を回避。ロクに財源のアテもなく、1.1兆円を社会保障費の歳出削減で賄うとして、お茶を濁した。財務省は「無理な宿題」を押しつけられ、急ごしらえで高額療養費の見直しをひねり出したのだ。

 岸田氏は首相時代に「三頭政治」と称された麻生前党副総裁、茂木前幹事長と再び接近。党内の「石破降ろし」の動きに、高みの見物を決め込んでいる。「岸田の呪い」に苦しむ石破首相にすれば、はらわたが煮えくり返る思いに違いない。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    皇室典範改正のタイミングで…愛子さまに「海外留学」説が浮上

  2. 2

    不倫と嘘が止まらない高市内閣の人格と運命…エロ文科相が「道徳心」を説くお笑い

  3. 3

    高市事務所が「疑惑のデパート」になってきた…総理大臣の「名前」「イメージ」利用し商売する不可解

  4. 4

    高市首相G7サミット「成功」は眉ツバ…トランプ大統領ほか各国首脳からスルーされ“ボッチ”が実態か

  5. 5

    中傷動画より突っ込まれたくない高市事務所の“急所” 疑惑の本丸「サナエトークン」国会での追及本格化

  1. 6

    中傷動画めぐり永田町で怪文書乱舞…高市首相を守る「官邸ポリス」出動も時すでに遅し

  2. 7

    無邪気過ぎる“激ヤバ”高市外交が世界に恥さらし…首相は英国で、進次郎氏はインドネシアでやらかし大炎上

  3. 8

    高市事務所が選挙ネット戦略で手だれに接近のナゼ…中傷動画作成・拡散のキーマン松井健氏の“意外な実績”

  4. 9

    初G7で高市外交ドッチラケ…「国際法遵守が不可欠」力説もトランプ米国のイラン攻撃にはダンマリの矛盾

  5. 10

    高市官邸の「SNS戦略」は逆効果…内閣広報官の物議投稿で中傷動画疑惑かき消すどころか“火に油”

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 2

    西武が交流戦初Vも…ワガママエース今井達也の放出こそが“最大の補強”だった説

  3. 3

    白石聖は「豊臣兄弟!」代役から7月連ドラヒロインに大抜擢 “ラッキーガール”にかかる期待とリスク

  4. 4

    和久田麻由子「news LOG」がワイドショー化にシフト…番組コンセプト“置き去り”構成ガラリの是非

  5. 5

    芥川賞作家も貧困を訴える厳しい現実…吉本ばななの赤裸々エッセーが波紋、柳美里も「時々、家の電気が止められる…」の衝撃

  1. 6

    皇室典範改正のタイミングで…愛子さまに「海外留学」説が浮上

  2. 7

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  3. 8

    森保ジャパン21日のチュニジア戦は「勝利が絶対条件」 初戦圧勝のスウェーデンが決勝T進出の脅威に

  4. 9

    任侠界も騒然…当局も確認に走った超大物極道トップの死亡説

  5. 10

    ブルージェイズ岡本和真がファンから支持されるワケ 日本&カナダの“組織票”で球宴スタメンなるか