世界経済は無秩序の混沌…理屈の通じない米トランプと交渉の無意味

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交渉の先頭の日本は「飛んで火に入る夏の虫」

株価は急反発(C)日刊ゲンダイ

 トランプ大統領が相互関税90日間の延期を発表したが、いよいよ支離滅裂の加速化と見るべきだろう。理念なき関税を課し、市場の反乱に動揺して延期し、この間にすり寄る相手と交渉なんてムシが良すぎるというものだ。

  ◇  ◇  ◇

 予測不能のタリフマン(関税男)がまたやってくれた。わずか13時間後の朝令暮改である。世界は、このぼったくり男にトコトン振り回されている。

 トランプ米大統領が、9日午前0時1分(米国時間)に発動したばかりの相互関税について、同日午後、上乗せ分を90日間停止すると発表した。5日に導入した10%の一律分は継続する。毎度のごとく、自身のSNSで明らかにし、世界中が虚を突かれた状態になった。 

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