国民民主党“パワハラ疑惑”女性議員に「政治とカネ」問題浮上!トンデモ“怪釈明”で逃げ切り狙う姑息
しかし、4000円前後という中途半端な会費は不自然だ。さらに取材を進めると、この説明は虚偽だと分かった。日刊ゲンダイは、岡野氏の選対メンバー三十数人でつくる「LINE」のグループチャットのスクリーンショットを入手。岡野氏のこんな発言が記されている。
「3時間飲み放題」「恐縮ですが会費制、お一人3000円でお願いします」
つまり、会費は4000円前後でなく、3000円だったわけだ。すると、単純計算で会費収入は「3000円×30人」で9万円となり、支出総額との差は2万円超。日刊ゲンダイは、会合に選挙区内の有権者が複数出席していたことを確認した。差額を岡野側が負担していた場合、公選法違反の恐れアリだ。
その点を岡野事務所に聞くと、会費については〈“概算”でお答えしてしまいまして失礼いたしました〉と謝罪し、3000円だったと認めた。ところが、2万円超の差額を自らが負担した事実はなく、〈有志の方〉などが払ったと説明。公選法違反を否定した。
どうにも怪しい釈明である。そもそも、なぜ会費について当初「4000円前後」と虚偽の説明をしたのか。改めて岡野事務所に質問すると、こう答えた。