シリーズ「日本軍兵士たちの戦場体験」(7)大本営参謀の甘い見通しで、日本兵はガダルカナル島で飢餓状態になっていった

ガダルカナルの基地奪回作戦は、典型的な後手に回る作戦であった。もともとこの地に航空基地を設営して制空権を確保しようと、日本軍は2500人の兵士や労務者を送り工事を進めていた。アメリカ軍の偵察機はその工事が進むのを監視していて、基地が完成したことを確認し、昭和17(1942)年8…
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