石破自民は参院選も大敗だろう…いやはや、コメ3000円台で胸を張るか?
“買収作戦”が失敗した自民は支持層の半数近くが離れた

現金給付という国民愚弄の付け焼き刃が見透かされ、都議選惨敗の自民党。売りはコメしかないのだが、こちらも備蓄米で平均値を下げるのが精いっぱい。
物価高の根本から目をそらし、インフレ放置の支離滅裂政権が、苦し紛れのコメ自慢。
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参院選の前哨戦となる東京都議選(定数127)で、過去最低だった2017年の23議席を下回る歴史的な惨敗を喫した自民党。現金給付という国民愚弄の付け焼き刃が見透かされたほか、国会議員だけでなく都議会会派でも裏金づくりが常態化していたことが判明。有権者から鉄槌を食らったわけだが、そんな国民の怒りの火にさらなる油を注ぐ“事件”があった。
自民は当選した公認候補18人に加え、裏金問題で非公認としていた3人を追加公認したのだ。
それでも選挙前勢力(30議席)には及ばないとはいえ、当選したらあっという間に裏金候補を無罪放免。公認扱いとは有権者を舐め切っているとしか思えない。
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