「熱中症」で家族が倒れた…すぐに実行するべきポイント

公開日: 更新日:

 6月からうんざりする暑さが続いている。東京では6月の真夏日の日数が、統計を取り始めてから最多になったという。7月、8月はどんな暑さになることか。「水分摂取」や「暑い時間帯に外に出ない」といった熱中症対策に加え、身近な人が熱中症で倒れた時に取るべき行動をしっかりと押さえておきたい。経口補水療法による脱水症対策を専門とする済生会横浜市東部病院患者支援センター長の谷口英喜医師に話を聞いた。

「若いから/健康だから/これまで大丈夫だったから、熱中症にはならない」

 熱中症について考える時は、こういう意識を捨てるべきだ。熱中症はどの年代、どの状態の人も起こすリスクがある。

「熱中症はきちんとした対策を取れば、発症をゼロにできる唯一の病気です。しかし“自分はならない”と油断し、発症に至る。熱中症は命を落とすリスクや、助かったとしても後遺症が残る可能性がある病気だとしっかり認識し、まずは、自分自身が起こさないようにする。だれかが起こした場合は、速やかに適切な処置をできるようにしておくことも重要です」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自民党は戦々恐々…公明党「連立離脱」なら次の衆院選で93人が落選危機

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    俺と巨人ガルベスの大乱闘の一部始終…落合博満さんのヘッドロックには気を失いかけた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の抑え起用に太鼓判も…上原浩治氏と橋本清氏が口を揃える「不安要素」

  5. 5

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  1. 6

    侍J井端監督 強化試合メンバー発表の裏に「3つの深謀遠慮」…巨人・岡本和真が当選のまさか

  2. 7

    メジャー今オフにも「二刀流ルール」撤廃の可能性…ドジャース&大谷翔平に他球団のやっかみ集中

  3. 8

    “児童ポルノ”で衝撃逮捕!日本サッカー協会・影山技術委員長の素性…「精神的な負担を抱えていた」の声も

  4. 9

    奈良の鹿愛護会が語った現場のリアル…「シカさんをいじめるな!」の裏に横たわっている大問題

  5. 10

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発