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友成那智スポーツライター

 1956年青森県生まれ。上智大卒。集英社入社後、今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流、米国での現地取材も頻繁に行いアメリカ野球やスポーツビジネスへの造詣を深める。集英社退社後は、各媒体に大リーグ関連の記事を寄稿。04年から毎年執筆している「完全メジャーリーグ選手名鑑」は日本人大リーガーにも愛読者が多い。

メジャーリーグの“不良資産選手”番付 東西横綱はかつてのMVPと大谷翔平の元同僚

公開日: 更新日:

 不良資産選手には、①輝かしい実績がありながら、現在は劣化が進みチームの疫病神に②長期契約で入団したため契約が何年も残っておりクビにしたくてもできない③ケガのデパートと化し稼働率が極端に低下、といった特徴がある。

 こうした点を判断基準にして、メジャーリーグの不良資産番付を作ると東西の横綱はロッキーズのブライアントとエンゼルスのレンドン、東西の大関はヤンキースのスタントンとエンゼルスのトラウトになる。横綱にブライアントとレンドンを挙げたのは、球団をダメにした破壊力で群を抜いているからだ。

 ロッキーズは本塁打王3回のアレナドが抜けて得点力が低下したため、それを挽回する切り札として2022年にMVP実績のあるブライアントを7年1億8200万ドル(約264億円)の大型契約で迎え入れた。

 しかし、入団後は椎間板変性症が悪化して長期欠場が続き、これまでの稼働率は3割程度。パワーの低下もあって7年契約の4年目なのに使い物にならなくなった。ロッキーズは「中の下」の予算規模なのに無理をしてブライアントを獲得したため、そのあおりで補強に回す金が欠乏。チーム成績が年々、低下して今季は7月6日時点で20勝69敗と大きく負け越している。

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