明和地所×プロパスト 首都圏に強い不動産デベロッパーを比較
今月1日に土地の価格である「路線価」が公表されました。調査地点の平均は2.7%上昇と、4年連続で前年を上回っています。
上昇率が最も大きかったのは東京の8.1%。中央区銀座5丁目の銀座中央通りは1平方メートルあたり4808万円と過去最高を更新しました。あまりの高額さに目がくらみそうです……。
今回は、不動産業界のなかで都市型マンションの企画・販売を主力にする「明和地所」と「プロパスト」の社員待遇を比較してみます。
明和地所は1986年設立。首都圏を中心に「クリオ」ブランドの分譲マンションを展開する不動産ディベロッパーです。堅実な用地取得と販売戦略を軸に、賃貸・仲介・管理などを手掛ける総合型企業として知られます。従業員の定着率は高く、安定志向の経営が特徴といえます。
プロパストは87年設立。東京23区を中心とした都市型マンションの開発・販売を行っています。投資用不動産や収益物件に強く、少人数で高収益を実現。デザイン力に定評があり、賃貸マンション「コンポジット」「グランジット」シリーズなどを販売しています。