(32)代わってくれる人はいない…私がやるしかない

公開日: 更新日:

 母の入居先となる有料老人ホームの候補を、紹介業者に選んでもらっている間、地域包括支援センターから特別養護老人ホーム(特養=介護老人福祉施設)についての説明を受けた。特養は比較的費用が抑えられ、長期的な入所を前提とした公的施設だ。ただし原則として、要介護3以上でなければ申し込みができない。空きも少なく、入所には時間がかかるのが通例とされていた。

 母は現在、要介護2と認定されており、申し込み対象外だ。しかし、事前に仮申し込みをしておくことが可能だということだった(自治体により違いがある)。母が将来、要介護3以上と再認定された際に、申し込み済みの記録があると順番待ちの順位に有利に働く可能性があるというのだ。

 とはいえ、母がいつ要介護3以上になるのかは不明だ。私は家族に介護認定が下りるという事態を初めて経験したばかりで、制度の仕組みも判断基準もよくわかっていなかった。父の死後の整理もまだ終わっておらず、同時に自身の仕事面でも、新しい取引先との打ち合わせや会議、取材、執筆など、やるべきことが立て込んでいた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  2. 2

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  3. 3

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  4. 4

    鈴木紗理奈以外にもいた…あのちゃんが過去に口にしていた“キライな芸能人”の実名

  5. 5

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  1. 6

    日本ハムがソフトBに8戦全敗の悲惨…崩壊投手陣が口にする「伏見寅威ロス」

  2. 7

    元サッカー日本代表・大津祐樹さんはビジネスでも成功 年商300億円の高級腕時計会社の社長に

  3. 8

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  4. 9

    DeNAビシエド電撃引退のウラとフロント批判殺到の必然《もうハマスタに行こうとは思わない》

  5. 10

    文科省「教育の政治的中立性」で波紋…なぜ森友学園がセーフで、同志社国際がアウトなのか?